「クラゲと友達になった日」パラオ共和国―Jelly Fish Lake Palau―
クラゲといえば、中華料理に出てくる、コリコリしたごま油風味のサラダとか、海に入れば人を刺したりするいやな奴くらいの印象しかなかった。
たまに、半透明のクラゲがきれいな写真に収められているのも見たことがあったけれど、まさか、自分がクラゲ好きになろうとは.…
2005年10月、私の誕生日になる一週間ほど前、当日は一人でゆっくり海を眺めて過ごそうと思い立った。カヤックとシュノーケリングが出来て、きれいなところで急にでも申し込めるところ。
行き先はパラオ。
そこで海から長い間隔離され、毒で敵から身を守る必要もなくなったクラゲがたくさん生息する湖にはじめていった。
ゼリーのようにぷるるんして、緑色の水の中にのどかに浮いているクラゲさんたち。ただのんびりソコにプカプカ浮いて、引っ付いてくるのでも、離れていくのでもなく私と一緒に何も言わずにそこに居た。
否定するのでも、肯定するのでもなくただそこに存在した。
私がただ私であることが何よりも素敵なことに思えるときだった。
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