「韓国エステ、トッポッキ」ソウル―Seoul South Korea―
男女平等を訴えているフェミニスト的な理由からか、面倒くさいからか、男が普通で、女が普通じゃないからか、とにかく脇の毛を処理しない女性が、アメリカにも、ヨーロッパにも結構いる。
それはスパとか、プールとか、ビーチに行ったからわかるというより、外国の街中で袖なしを着ている彼女達が日本人よりも表現力豊かにカラダを動かして話しているから、なのだ(ちょっと偏見かも、でもそんな感じがすることがある)。
考えてみたら男性が毛モジャでよくても、女性は毛ナシが望ましい、とされている社会の通念って、変といえば変。
その手の西洋の考えって、何年か遅れて日本に入ってきそうなものだけど、いまだその兆しナシ。長年ニューヨークに住んでいたことがあっても、毛を処理するという美的感覚を持った大和撫子心は私にもある。
さて、依然テレビで、トッポッキ、という韓国伝統の産毛抜きを見た。絹糸をクロスさせてそこに細い顔の産毛をはさんで抜くもの。ソウルなどのサウナやエステでやってもらえる。
今回の韓国は2回目の訪問。前回、釜山にいったとき、このトッポッキをやってもらえるところが見つからなくて断念してたが、今回のソウルではかなりのエステやサウナでやっているので、もち、試してみた。
ゲストハウスにあった3年前の「地球の歩きかた」から探した、地元の人もよく行く女性専用、韓国伝統サウナに行ってみることにした。地下鉄、駅三から歩いて5分ほどのところ。
なんかそこは、東京歌舞伎町のような感じが少しして、わたしが行った女性専用サウナの横のビルの入り口にはでかでかとSEXYとネオンのサイン。
ん?
入場料1万ウォン、トッポッキも同じく1万ウォン。その辺の日本人専用のエステの半額。その代わり日本語、英語は、何とか通じる程度。
こんな時ガイドブックのハングル後で書かれた文字を見せたり、カタカナで書かれたハングル語を日本語読みして意思疎通を図る。
着替えてお風呂などでリラックスした後、生まれて始めてのトッポッキ体験。
産毛を抜いてくれるトッポッキ職人のおばさんは私の顔に蛍光灯をかざして絹の糸を滑らした。
当たり前だけど、
イタい。
でも、それでも、カラダをリラックスして自分の呼吸に集中して….
まぶしいから目をつぶるのだが、好奇心で、おばさんの顔をたまにのぞく。
つるつるで、無駄毛が一本もない。きっと自分で抜いているのだろう。
おばさんは片言英語で、ファーストタイム?と野放しになった私の産毛を抜きながら聞いてくる。
痛さに慣れたころ、なんだかオデコのにきびなるものも絹糸でつぶし始めた。そんなことガイドブックに書いてあったっけ?
ん、でもここにいる女性客は見渡す限り韓国女性だったので、これは韓国式だぁ……きっと…..と言葉が通じないので一人で納得。
すると今度は首筋に絹糸が、滑り始めた。抜くタンビに、痛くて体がヒックヒック反応する。首筋なんかにも毛なんてはえているんだ。ウン、なかなかな体験だけど、やっぱ実際にどういうことをやるのかを一通り経験してみてから、いいとか悪いとか判断しないとなぁ。
他の日本人専用のところのパンフレットではトッポッキ20分と書かれてあったが、ここは1時間以上だった。それなのに値段は半額の日本円で千円。やっぱりここに着てみてよかった。
終わってみると本当にきれいさっぱり毛が抜かれている。肌の毛細血管とかが刺激されて、血行もよくなるとか。それプラス、サウナにお風呂に、肌はつるつる大満足の一日。
だけど、しばらくは私の首には絹糸でひねられた、小型キスマーク型の斑点が6つくらい、ぽつぽつ……
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