南フランスの御城―South of France―

私はお城が好きだ。中に入ってどうとかいうより、その外観が好きだ。美術館に行って絵に魅力を感じるのと同じで、いろんな形の御城を見ては嬉しくなる。
2004年2月、パリに滞在していたとき、ウェブデザイナーの友達に南フランスに誘われた。彼女の母親がパリ郊外の家を引き払って南のほうに隠居するための下見のついで。
売りに出ている家を5件ほど見て、近くにあるお城をみんなで見に行った。このお城は主にフランス人がバカンスで利用するホテル。中はでっかいスポーツクラブ付き。
ヨーロッパの建造物は色などが統一されて自然と調和している。地震がなく、何百年にもわたり守られてきたそれは歴史の威厳さと美しさを物語っている。
だけど、こういう建物が平等な社会から生み出されたものでないと考えると少し複雑な気持ち。とはいえ、そういう歴史があるからこそ、今の社会が出来上がっている。全ては私たちが成長するために必要な歩みなのだ。
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